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代表者挨拶
当社は企業へ「社宅」を提供し、社員の皆さまへ『暮らし場』の支援をしている企業です。
「社宅」制度を利用する企業は、時代の変化と共に変わってきています。
最近の労働環境においては、少子高齢化による若年層の人口減少、および低所得化による離職率の増加やインターネット普及による勤務形態の変化など、日本経済の状況に呼応するような環境変化が起きています。さらには、世界的なパンデミックの影響によって、その変化がより激しくなっているように見受けられます。
こうした変化に対応するように、企業と社員との関係性は従来の「働かせる」という観念ではなく、『企業と社員とが良好なワークエンゲージメントを構築する』という価値観へと進化しています。この新たな価値観は、企業成長に直結する時代を示唆していると言えるのではないでしょうか？
住宅関連の支出は所得の中でも大きな割合を占めます。社宅を利用する社員の皆さまは若い世代の方がとても多いのですが、その住宅関連の費用負担を企業が行うことで、対象社員の所得向上による生活の質の向上が図られ、将来のための貯蓄を可能にさせるなど、福利厚生として大きなメリットの提供が可能になります。
企業から住居を一方的に指定される従来の社宅制度では、ワークエンゲージメントの観点では不十分ではないかと、当社では考えております。例えば、社員それぞれの住まいに関する希望を少しでも叶えることで、その社員のモチベーションが上がり、業務に集中できる環境は作れるはずです。当社が提供する「社宅2.0」サービスは、それぞれの企業が定める条件のもと、社員の希望する住まいやライフスタイルを支援することで、社員は業務に集中するという環境づくりをサポートしています。従来の単なる業務削減のための社宅代行サービスとは違う、企業と社員の関係にフォーカスした企業成長を支援するサービス、それが「社宅2.0」です。
私たちは、「社宅2.0」による『暮らし場』の提供と支援を行う次世代型の社宅サービスを通して、あらゆる企業とそこで働く社員との良好なワークエンゲージメント構築の一助になりたいと考えております。
2023年7月1日
株式会社リネクサス 代表取締役
福澤 貴司
